ということで,色盲って実はそこういうときに不便だよ,という記事を書こうと思ってネットを調べみたのだが,たとえば「色盲+こう見える」とかで検索すると,いろいろ比較画像がでてくる。たとえばここでならべられてる画像は,ナカムラには全く同じにみえる(45番以外は)。寿司がまずそうとかコメントがあるが,子供のときからこの色に見える美味しい寿司をたべてるので,とっても美味しそうに見えます。
で,さらに調べると,こういうページをみつけて,だいたい言いたいことはに書いてあるではないか。抵抗のカラーコードがわからなくてテスターを使ったところまで同じ。ということでリンクさせていただいて,いっちょあがり。ちなみに焼き肉はほぼ生でもたべるので問題ありません。
…… というのも手抜きなので,ひとつ,前から思ってることを。色盲の友達(わりといる)と色盲談義になると,「千円と五千円ってみわけつかないよね」とかでもりあがるんだが,子供の頃,色盲だったからいじめられたという話も結構きく。しかし,ナカムラは色盲関連で悪意ある言葉をうけた記憶がほとんどない。
これはいい友達に恵まれたなあ,と思っていたのだが,ひょっとしたらいろいろ嫌味をいわれたがニブくて気が付かなかっただけかもしれん。まあそれはそれで幸せだ。しかし最近,思い当たるのは,よく身の回りのものを指さされて「じゃ,これは何色にみえる?」といわれたり,「色盲って赤は赤にみえるの?」とかきかれるのに答えるのが面倒くさかったことはある。
これは,悪意がなくても,ひとによっては不愉快ではないかなあ。たとえば,足が悪い人に「足が悪いと,どんなふうに歩くの? ちょっと歩いてみて」とは普通言わないだろう。色盲は足と違って世間にあまり知られてないので,気づかずに純粋に好奇心からきくのかもしれなうが,きかれる側からすると悪意を感じる場合があるのかも知れない。
ということで,色盲に「どう見えるの?」ときくときは,相手との関係性とかを十分考慮してください。とくに,しつこく何回も「じゃ,これは何色?」とかきかれると,さすがにいやになります。
最期に,ひとつ。まだ色盲だと理科系の職業につくのは不利,というような話があるようですが,すくなくともナカムラのような物理系だとまったく問題ありません。抵抗のカラーコードはテスター使えばよろしい。ということで,色盲の若者もどんどん理科系に行こう!